AIが“売上の伸ばし方”まで教える時代に。分析ツールも通販コンサルもいらなくなる話。
AIが「データ分析」ではなく、『やるべき施策』まで出す時代に入った。
通販業界には長い間、「分析ツールを入れて、数字を見て、そこから何をするか考える」という流れが存在していた。でも、もう終わりだと思う。
僕が今開発中のAIは、単なるデータ集計やグラフ化なんてしない。出すのは “答え”。そして “行動”。
たとえば僕が渡したのは、通販システムから出力した「AI用に作った」AI分析用データ 最大1万行。普通ならアナリストやコンサルが数日~数週間かけて読むデータ量。それをAIにこう投げた。
あなたは優秀な通販コンサルです。 このデータを分析して助言してください。
すると返ってきたのがこれ。
AIの回答が「もう人じゃん」というレベル
AIは媚びずに、通販の本質を突いた。
結論:このショップは“新規”ではなく“既存顧客の最適化”で伸びる。
理由:
- 顧客の半分が一回きり
- 離脱したコア顧客が300人いて“宝の山”
- 優良顧客377人へのケアが甘い
- 店舗別売上の偏りがある
- 新規は獲れるが育っていない(LTV構造が弱い)
そしてAIは、「優先順位つき」で**“何をすれば売上が伸びるか”**までハッキリ言う。
AIの提示した優先順位はこれ
【最優先】初回 → 2回目の壁を突破させる導線づくり
具体的には、2回目購入の特典、使い方の同梱物、初回30日以内のフォロー、LINE誘導。これだけで普通に売上15〜45%伸びる。
【次点】離脱したコア顧客300人の掘り起こし
「お久しぶりDM」、好みの商品を使った訴求、A5圧着DMが最強(CVR4〜12%)。ROIが最も高い施策。
【3番手】優良顧客への特別扱い
手書き風DM、先行案内、プレミアムセット設計。LTVとロイヤルティが爆上がり。
【長期】セット商品を分解 → 真の主力商品の特定 → 戦略軸を作る
セット業態はこれをやるだけで再現性が高い。
ここまで読むと分かると思う
これはもう「分析」じゃなくて**“コンサルそのもの”**。やってほしい施策も書く。文面も書く。シナリオも作る。
ぶっちゃけると、分析ツールも外部コンサルも必要なくなる。なぜならAIは、「分析」ではなく、**“経営判断レベルの助言”**まで踏み込んでくるから。
僕の理想は、分析の数じゃない
分析50種類なんてどうでもいい。“分析した後に何をするのか”、そこを自動化したい。
正直言うと、現状の多くの分析ツールは「数字を見るためのツール」。でも経営者が欲しいのは 数字ではなく判断材料。AIはそのギャップを全部埋める。
最後に
これは「効率化」でも「自動化」でもない。AIが**“売上を伸ばす道筋そのもの”**を示せる時代が来たということ。
もちろん、これはまだ一部。今後50種類以上の高度な分析を搭載する予定だが、目的は分析を増やすことではない。**“通販企業がやるべき行動を、AIが先回りして教える世界”**を作ること。その未来は、もうすぐそこだ。
フォワード フィールド テクノロジーズ株式会社 代表取締役。 30年にわたり中小企業の業務システム・基幹システムの開発に従事。 通信販売管理システムを自社プロダクトとしてゼロから立ち上げ、約30社に導入。 一般社団法人日本生成AI推進協会 技術部長。
業務システムやAI活用でお悩みなら。SaaSに業務を合わせるのではなく、 その会社の業務そのものを設計し直します。
無料相談を申し込む